研究課題/領域番号 |
17K10555
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
向井 基 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (80468024)
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研究分担者 |
家入 里志 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (00363359)
大西 峻 鹿児島大学, 鹿児島大学病院, 特任助教 (10614638)
山田 和歌 鹿児島大学, 鹿児島大学病院, 特任助教 (20457659)
川野 孝文 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (40457651)
加治 建 鹿児島大学, 鹿児島大学病院, 特任教授 (50315420)
武藤 充 鹿児島大学, 鹿児島大学病院, 講師 (70404522)
中目 和彦 鹿児島大学, 鹿児島大学病院, 講師 (70448570)
町頭 成郎 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (80404523)
矢野 圭輔 鹿児島大学, 鹿児島大学病院, 特任助教 (30757919)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | IFALD / NAFLD / ghrelin / fish oil / soybean oil / 短腸症候群 / 胆汁酸 |
研究成果の概要 |
短腸症候群モデルラットを用いた実験でグレリン投与により肝臓における炎症細胞浸潤および脂質沈着を防ぐこと、血清ASTおよびLDHの上昇を防ぐことがわかった。 また大豆油脂肪乳剤を加えたTPN管理群( SOYBEAN OIL 群)では肝脂肪症を生じたが。魚油脂肪乳剤を加えたTPN管理群( FISH OIL 群)では肝脂肪症を認めなかった。魚油脂肪乳剤単剤投与でもTrien/Tetraene比; T/T比に基づく必須脂肪酸欠乏症を認めなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
短腸症候群ラットを用いた実験で広範囲腸管切除後の腸管不全関連肝障害の病理学的変化が非アルコール性肝障害と類似することがわかり、広範囲腸管切除後の腸管不全関連肝障害の実験的病態解明と新規治療法開発は成人領域で頻繁にみられる非アルコール性肝障害にも応用できるものと思われる。グレリンや魚油が広範囲腸管切除後の腸管不全関連肝障害を軽減することがわかり臨床での応用が期待できる。
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