研究課題/領域番号 |
17K10597
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
中島 隆宏 福島県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (90567447)
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研究分担者 |
河野 浩二 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (40283204)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ADCC / 抗体治療 / 免疫治療 / 胃癌 / 脱フコシル化 / 抗体 / 脱フコシル化抗体 / 抗体依存性細胞障害 / 医学 / 癌 |
研究成果の概要 |
ハーセプチンやリツキシマブなどの抗体製剤は、乳癌、胃癌、リンパ腫の治療体系の標準治療に組み込まれ、癌患者の予後向上に寄与してきた。しかし、その効果は依然として限局的であり、さらなる改善が急務である。
本研究では、消化管癌において、既存の抗体医薬に比し脱フコシル化抗体の有効性を示すことを目標とし、胃癌患者20名から末梢血リンパ球を分離し、脱フコシル化ハーセプチンと、脱フコシル化セツキシマブを用いたADCCを検討し、脱フコシル化抗体が、有意にADCCを増強させることを突き止めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、消化管癌において、既存の抗体医薬に比し脱フコシル化抗体の有効性を示すことを目標とし、消化器癌患者20名から末梢血リンパ球を分離し、脱フコシル化ハーセプチンと、脱フコシル化セツキシマブを用いたADCCを検討し、脱フコシル化抗体が、有意にADCCを増強させることを突き止めた。この成果は、消化器癌領域において、抗体医薬の治療効果増強に大きく寄与し、癌治療の向上に役立つ。
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