研究課題/領域番号 |
17K10654
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 昭和大学 (2020-2022) 新潟薬科大学 (2017-2019) |
研究代表者 |
小林 靖奈 昭和大学, 薬学部, 教授 (20276611)
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研究分担者 |
梅本 岳宏 昭和大学, 医学部, 講師 (00384537)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 遺伝子多型 / 化学療法 / 末梢神経毒性 / 個別化医療 / 副反応 / 神経毒性 / 安全性 / 抗EGFR抗体 / PNQ / オキサリプラチン / 大腸癌 / KRAS / 遺伝子変異 / BRAF / RAS / PIK3CA / ダイレクトシークエンス / 癌 / 遺伝子 / 外科 / 薬学 / 臨床 |
研究成果の概要 |
RAS遺伝子野生型の切除不能・進行再発大腸癌患者の治療に、化学療法FOLFOX または FOLFIRI に抗EGFR抗体薬が併用した結腸・直腸癌患者を対象にRAF/RAS 遺伝子の多型を解析した。対象はFOLFOX±CET 併用療法を施行したStage III~IV の結腸・直腸癌患者(mCRC)とした。遺伝子多型解析に用いた試料は、同一患者から血液、非がん部位、がん部位の3検体の提供受けた。それぞれgenomic DNA を抽出し、ダイレクトシークエンス法にて解析を行った。対象患者13名におけるRAS/RAF遺伝子解析の結果、RAS(KRAS)変異型は5名(38.5%)であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果から、大腸がんに対する化学療法 FOLFOXは、RAS遺伝子野生型の患者であってもセツキシマブの有効性が示せない症例に対してFOLFOX にベバシズマブを導入した方が適していた可能性がある。大腸癌に対するRAS/RAF遺伝子多型解析を行うことは、末梢神経毒性などの副作用予防もしくは軽減し、かつ有効性を高めるためにも重要である。
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