研究課題/領域番号 |
17K10748
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
心臓血管外科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
赤木 大輔 東京大学, 医学部附属病院, 特任研究員 (20464753)
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研究分担者 |
山本 晃太 東京大学, 医学部附属病院, 登録研究員 (00753542)
保科 克行 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (90571761)
渡邉 聡明 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (80210920)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ナノ粒子 / 抗炎症作用 / 内膜肥厚 / 血管外科 / Drug delivery system / ミセル型ベクター / 抗炎症脂質 / 核酸医薬 / ナノテクノロジー / ナノマテリアル / ドラッグデリバリーシステム / 血管傷害 / 外科 / 脂質 / ナノマシン / 循環器・高血圧 / トランスレーショナルリサーチ |
研究成果の概要 |
血管疾患は炎症を基盤とするものが多い。また、血管外科手術治療であるバイパス手術や血管内治療後に惹起される内膜肥厚はグラフトの開存などの治療成績を損なう大きな問題であるが、炎症がそのメカニズムの基盤となっている。その制御のために抗炎症脂質や核酸(マイクロRNAなど) などの抗炎症物質に注目した。抗炎症物質の血管平滑筋細胞への作用や抗炎症物質を内包したナノ粒子を作成し検討した。平滑筋細胞に対する抗炎症作用も示した。内膜肥厚動物モデルをはじめとする血管外科治療モデルにおいて治療効果も検討された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
血管外科治療後内膜肥厚の制御法は画期的な方法がなく現在も様々な薬をはじめとする治療法が開発中である。本研究は、抗炎症作用に注目した新規創薬/新たなドラッグデリバリーシステム(DDS)構築などの基礎となるものであり、内膜肥厚制御システムの確立に大きく前進するのみならず、炎症性疾患一般の制御に応用可能性があり意義が高い。
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