研究課題/領域番号 |
17K10971
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
河野 正典 大分大学, 医学部, 助教 (30571773)
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研究分担者 |
田仲 和宏 大分大学, 医学部, 准教授 (10274458)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | Ewing肉腫 / マイクロRNA / EWS-Fli1 / miRNA / ユーイング肉腫 / 融合遺伝子 / 癌 / マイクロアレイ |
研究成果の概要 |
我々は本研究において、Ewing肉腫の特異的融合遺伝子産物EWS-Fli1が、そのsubtypeによってmicroRNA (miRNA)及び標的mRNA発現にどのような影響を与えているかを解明する。切断点の異なるEWS-Fli1 type 1及びtype 2を、各々に特異的なsiRNAによりknock downした後に、有意な発現変化を示すmiRNAとその標的mRNAを網羅的に解析することで、1)Ewing肉腫の性質を普遍的に規定する因子、2)選択的な治療標的となる因子、を同定する。本研究によりEwing肉腫の発がん機構の解明とバイオマーカーと個別化医療の開発にも繋がると期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、type別にその下流遺伝子発現がどのように変化するのかを突き止めることが可能となる。EWS-Fli1に制御されEwing肉腫のがん化に寄与する因子、type 2の予後を悪化させる特異的な因子を同定、それらの生物学的意義を検証し、臨床応用への道を拓くことが期待できる。
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