研究課題/領域番号 |
17K11127
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
北川 育秀 金沢大学, 医学系, 協力研究員 (00452102)
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研究分担者 |
高倉 正博 金沢医科大学, 医学部, 准教授 (20313661)
小中 弘之 金沢大学, 医学系, 協力研究員 (40334768)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | エクソソーム / 泌尿器癌 / 去勢抵抗性前立腺癌 / 泌尿器科癌 / 癌 / 遺伝子 / 蛋白質 |
研究成果の概要 |
患者への侵襲が少なく、繰り返し経時的に評価できるリキッドバイオプシーによる新規泌尿器癌転移バイオマーカーの開発を試みた。hTERTプロモーターとGFPを組み込んだ新規adenovirusベクターを用いたシステムを使用して、血液中に混注した癌細胞を同定することが可能であった。しかし、検出するためには血液1ml中に100-1000個の癌細胞が必要であり、精度は低いものであった。一方、ヒト前立腺癌細胞株を使用したexosomeに内包されたmicro RNA の解析では、複数の候補の中からmiR124が転移性去勢抵抗性前立腺癌の増悪に関与する可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
泌尿器癌においては、CTC検出の実用化にはまだ大きなハードルが存在するものの、去勢抵抗性前立腺癌では本研究で得られたexosomeに内包されたmicro RNAのプロファイルをもとに、新規バイオマーカーを開発できる可能性が示唆された。
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