研究課題/領域番号 |
17K11184
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
渡邉 豊彦 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 准教授 (30432644)
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研究分担者 |
渡部 昌実 岡山大学, 大学病院, 教授 (70444677)
植木 英雄 岡山大学, 医学部, 技術専門職員 (90537218)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 排尿平滑筋 / 幹細胞 / 動物モデル / 再生医学 |
研究成果の概要 |
我々の研究グループでは従来、臨床応用を念頭に再生医療の基礎研究を進めており、低活動膀胱に対する新しいアプローチとしての膀胱再生を目指した研究を行った。本研究の目的は、膀胱収縮力獲得を目標とした尿路平滑筋幹細胞の創出、さらに得られた平滑筋細胞の移植による膀胱再生であり、各種幹細胞を用いたin vitroでの分化誘導・分離実験を行った。一方で、排尿筋機能改善の観点からのin vivo治療(排尿平滑筋幹細胞の膀胱移植)研究を実施するために、種々の動物モデルを作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
膀胱収縮力が全く失われ、尿排出ができなくなった臓器としての終末像を呈する低活動膀胱や神経因性膀胱という病態に対して、膀胱収縮力を回復させうる有効な薬物治療は存在せず、その治療戦略にパラダイムシフトが求められている。これらの疾患に苦しむ患者にとって、排尿平滑筋幹細胞を用いた再生医療が唯一残された光明である可能性が高く、このことが本研究を実施する大きな社会的意義である。
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