研究課題/領域番号 |
17K11258
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 金沢医科大学 |
研究代表者 |
東海林 博樹 金沢医科大学, 一般教育機構, 教授 (10263873)
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研究分担者 |
有川 智博 東北医科薬科大学, 医学部, 准教授 (70452670)
酒井 大輔 金沢医科大学, 一般教育機構, 講師 (90632646)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ガレクチン / 胎盤 / 浸潤 / 栄養膜細胞 / EMT / 浸潤能 / 胎盤形成 |
研究成果の概要 |
ガレクチンはβガラクトシドを認識する動物レクチンファミリーであり、哺乳類では19のメンバーが知られている。本研究では、胎盤栄養膜細胞や肺上皮細胞株をモデルとしてガレクチンファミリーによる浸潤能獲得制御機構を明らかにすることを目的とした。本研究の結果と先行研究の結果を総合すると、浸潤性細胞への分化制御において、ガレクチン1,3,9は促進的に、4と8は抑制的に作用する可能性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
妊娠高血圧症候群は全妊娠の7-10%と比較的高頻度に認められ、原因解明は急務である。最近、妊娠初期におけるinvasive trophoblastによるらせん動脈のリモデリング異常が主因であることが判明しつつあるが、その分子機序は不明な点が多い。本研究の成果は、こうした病態発症の分子機序への理解を深め、ひいては予防法や治療法の開発研究への貢献が期待できる。さらに、浸潤能獲得制御の解明は、ガンの理解や治療法研究に貢献出来る可能性もある。
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