研究課題/領域番号 |
17K11339
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
西村 忠己 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (60364072)
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研究分担者 |
細井 裕司 奈良県立医科大学, 医学部, その他 (80094613)
下倉 良太 大阪大学, 基礎工学研究科, 准教授 (90455428)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 補聴器 / 外耳道閉鎖症 / 伝音難聴 / 軟骨伝導 / 骨導 / 聴覚 / ハウリング / 補聴 |
研究成果の概要 |
補聴器の装用効果の制限となる軟骨伝導補聴器で生じるハウリングについて検討した。その結果通常の補聴器と同様に音漏れにより生じる以外に、強大音が入力した時にのみ生じる軟骨伝導補聴器特有のハウリングが存在することが明らかとなった。ハウリングは固定状態が不安定であると生じやすく、抑制するためには振動子を可能な限り平滑は部位に安定するように固定する必要があること明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
軟骨伝導補聴器は日本発の新しい補聴器である。外耳道閉鎖症など既存の補聴器では対応が難しかった症例で、非侵襲で良好な装用効果が得られることから急速に普及が進んでいる。補聴器の装用効果を制限する重要な問題の1つにハウリングがあるが、軟骨伝導補聴器についても同じである。本研究は軟骨伝導補聴器で生じる特有のハウリングを解明し、その対処法を明らかにすることで補聴器の効果を高めることを可能とした。
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