研究課題/領域番号 |
17K11345
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 大阪医科薬科大学 |
研究代表者 |
乾 崇樹 大阪医科薬科大学, 医学部, 講師 (60465614)
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研究分担者 |
森 禎章 関西福祉科学大学, 保健医療学部, 名誉教授 (70268192)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 加齢性難聴 / 女性ホルモン / 卵巣摘出動物モデル / 蝸牛内直流電位 / 蝸牛血流 / 蝸牛直流電位 / 老年性難聴 / エストロゲン |
研究成果の概要 |
老年性難聴の聴力閾値に男女差があるなど、加齢に関係したエストロゲン量の変化が聴力に影響すると考えられている。内耳蝸牛内のカルシウム代謝が重要であると考えられ、イオン代謝変化の影響を局所的に評価するため、細胞内シグナル伝達機構を介したイオン輸送経路の影響を評価した。その結果、内耳蝸牛内においてはカルモジュリンを介した細胞内カルシウム代謝機構が蝸牛内直流電位の発生と維持に関与している可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で得られた成果はまだ限定的であるが、これをさらに発展させていくことで、高齢女性の加齢性難聴へのあらたな治療および予防介入に繋がる可能性がある。これによりQOLが改善すれば、活動的な女性高齢者の社会参画に繋げることができ、結果として社会的にも大きな意義を持つ可能性がある。
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