研究課題/領域番号 |
17K11358
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
神前 英明 滋賀医科大学, 医学部, 講師 (10402710)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 好酸球性副鼻腔炎 / エラスターゼ / IL-33 / 好中球エラスターゼ / 好酸球 |
研究成果の概要 |
好酸球性副鼻腔炎の上皮細胞では、好中球エラスターゼを抑制する内因性プロテアーゼであるelafinの発現低下が認められた。また、好中球エラスターゼそのものの刺激でもIL-33が誘導されることがわかった。好中球エラスターゼによりfull-length IL-33は切断され、切断された生物活性は、recombinant IL-33より強い2型炎症を惹起することが分かった。 elafinによる好中球エラスターゼの抑制機構の破綻が好酸球性副鼻腔炎の悪化に関与しているかもしれない。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
好酸球性副鼻腔炎は難治性疾患であり、ステロイド治療以外の新たな治療が模索されている。本研究では、好中球エラスターゼに着目し、その抑制機能の破綻が好酸球性副鼻腔炎の悪化因子になっていることが推定される実験結果が認められた。
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