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新規レドックス関連蛍光プローブを用いた頭頸部癌における酸化ストレス耐性機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K11379
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関東京大学

研究代表者

吉田 昌史  東京大学, 医学部附属病院, 届出研究員 (80396754)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード頭頸部外科学 / 蛍光イメージング / 酸化ストレス
研究成果の概要

頭頸部癌切除検体に対してGGT活性検出プローブであるgGlu-HMRGを適用した結果、約半数の検体において癌から蛍光が検出された。頭頸部癌切除検体に対して網羅的RNAシークエンス解析及びPathway解析を行った結果、イメージングと同様約半数の4例がGGTの主要なsubtypeであるGGT1高発現であった。GGT1高発現群においてFGF21が高発現しているとともにPI3K経路が活性化していることが明らかとなった。培養細胞系においても実験を行ったところPI3K経路が活性化している頭頸部癌由来Detroit562細胞においてGGT1が高発現しており、GGT1活性とPI3K経路との関連が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

当初の目的である頭頸部癌における酸化ストレス耐性機構の解明にまでは至らなかったが、細胞内GSH濃度と関連のあるGGT活性につき、蛍光イメージングの結果からGGT活性とPI3K経路の関連という新たな知見が得られたことは、蛍光イメージングによって同じ頭頸部癌における違う特徴が検出可能であることを示す重要な成果と考えられる。

報告書

(5件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018 2017

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 血清γ-GTP 値をバイオマーカーとした上咽頭癌の治療成績の検討2018

    • 著者名/発表者名
      吉田 昌史
    • 学会等名
      第28回日本頭頸部外科学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 可逆的な蛍光制御機構によるFRET 型新規グルタチオン感受性蛍光プローブの開発と頭頸部癌への応用2017

    • 著者名/発表者名
      吉田 昌史
    • 学会等名
      第41回日本頭頸部癌学会 シンポジウム
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2022-01-27  

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