研究課題/領域番号 |
17K11390
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
鈴木 幹男 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00226557)
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研究分担者 |
池上 太郎 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00754409)
真栄田 裕行 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (40264501)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ヒト乳頭腫ウイルス / 頭頸部癌 / 予後 / 生活習慣 / バイオマーカー / ヒト乳頭腫ウイルス感染 / 頸部郭清術 / 頭頸部がん / 中咽頭がん / 喉頭がん / 予後不良例 / de-escalation / 診断 |
研究成果の概要 |
本研究は,ヒト乳頭腫ウイルス関連頭頸部癌(HPV癌)の診断及び予後のリスク分類に寄与することを目標とし、臨床病期分類やde-escalation試験における症例選択,HPV関連癌の新規治療法開発につなげるものである。以下の結果を得た。1.HPV癌の診断には、p16免疫染色とHPVDNAPCRの両者が陽性であることが重要である。2.HPV癌は予後がよいが、喫煙、飲酒の生活習慣、高齢発症の症例ではHPV非関連癌と同様に予後が悪い。3.予後不良例のバイオマーカーとしてIGF1-R,HIF1-αが判明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ヒト乳頭腫ウイルス関連頭頸部癌の診断方法を確立した。また生活習慣との関連を明らかにすることにより、生活習慣への指導を適切におこなうことができる。またバイオマーカーを見いだすことができたため、バイオマーカーの制御によるより低侵襲な治療法開発への糸口を発見した。
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