研究課題/領域番号 |
17K11393
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
|
研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
多田 靖宏 福島県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (70363760)
|
研究分担者 |
竹澤 俊明 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門, 主席研究員 (50301297)
川瀬 友貴 福島県立医科大学, 医学部, 助手 (10761968)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 再生医療 / 人工気管 / 気管狭窄症 / 気管食道科 / ビトリゲル / シリコンメッシュ / 気管再生 / ポリプロピレンメッシュ / 気管食道 / 気道狭窄 / 人工材料 / 気管再建 / 気管上皮 / 医学 / 耳鼻咽喉科学 / 気管食道科学 |
研究成果の概要 |
気管欠損の治療に用いる新たな人工気管の開発に取り組んだ。既存のシリコンメッシュとビトリゲルを組み合わせる構造とした。最適な材料としての3つのシリコンメッシュを選定した。メディコン社 Bard Mesh、メディコン社 Bard Soft Mesh、ジョンソンエンドジョンソン社 ウルトラプロメッシュとした。それぞれの形状、硬さ、メッシュの目の細かさを評価した結果、ウルトラプロメッシュが適していると判断した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義:現時点では保険適応の人工気管は存在しておらず、安全性が確立している材料を組み合わせることで臨床応用への認可試験項目を減らすことが可能となり、よりスピーディな実用化が期待される。 社会的意義:この人工気管が完成すれば、気管再建のために自己組織を採取したり、複数回の手術を行う必要がなくなり、患者の身体的精神的負担をかなり軽減できる。
|