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骨吸収抑制・癌免疫エディティングを考慮した新規歯肉癌治療の開発に向けた研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K11406
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関埼玉医科大学

研究代表者

中平 光彦  埼玉医科大学, 医学部, 教授 (10253353)

研究分担者 臼井 通彦  九州歯科大学, 歯学部, 准教授 (10453630)
佐藤 毅  埼玉医科大学, 医学部, 准教授 (60406494)
星島 宏  埼玉医科大学, 医学部, 助教 (90536781)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード癌治療 / MICA / netrin-4 / がん治療 / 歯肉癌細胞 / 破骨細胞 / 骨吸収 / 歯肉癌 / 骨吸収抑制 / 癌免疫
研究成果の概要

ヒト歯肉上皮癌細胞株Ca9-22細胞においてMICA遺伝子およびタンパク質発現が高いことを確認した。MICA遺伝子が過剰に発現したCa9-22細胞のDNAマイクロアレイを行った結果、発現の上昇した遺伝子は830個、発現の低下した遺伝子は27個であった。マウスにおいてnetrin-4は生理的に血管内皮細胞から産生される可能性、そして閉経後骨吸収の促進に伴い濃度が低下することから生体内において骨代謝を正に制御する役割があることが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

宿主の免疫細胞の表面にはNKG2Dという受容体があり、腫瘍はその発現を抑制する可溶性のMHC(主要組織適合遺伝子複合体)クラスI鎖関連タンパク質A(MICA)を分泌して免疫応答を回避し、抗腫瘍応答を減少させることが知られている。今回の研究からヒト歯肉上皮癌細胞において産生される免疫系細胞を攻撃する分子を制御すること、骨へ浸潤する歯肉上皮癌をnetrin-4が制御できる可能性があることから、今後の癌制御療法に有用であるかもしれない。

報告書

(5件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2022-01-27  

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