研究課題/領域番号 |
17K11486
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 岐阜薬科大学 |
研究代表者 |
嶋澤 雅光 岐阜薬科大学, 薬学部, 准教授 (80381721)
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研究分担者 |
原 英彰 岐阜薬科大学, 薬学部, 教授 (20381717)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 網膜神経節細胞 / 緑内障 / 小胞体ストレス / 神経科学 / 薬理学 |
研究成果の概要 |
本研究課題において、網膜神経節細胞に対するVGFの作用を明らかにするために、マウス視神経挫滅モデルおよびラット培養網膜神経節細胞を用いてVGFペプチドの作用を検討し、 VGF由来C末ペプチドであるVGF588-617 (AQEE30)は、1) マウス軸索挫滅モデルにおける網膜神経節細胞死抑制作用、2) ラット新生仔網膜より単離した培養網膜神経節細胞に対して細胞生存促進作用および神経突起伸長作用があることを明らかにした。さらに、より短鎖の既知及び新規のVGF由来ペプチドの神経突起伸長作用を検討し、数種類のVGF由来短鎖ペプチドにおいて神経突起伸長促進作用が認められることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新規VGFペプチドが緑内障をはじめとした網膜疾患治療薬として応用することを目的としている。これらの課題を解決することにより、直接的に網膜神経細胞を保護するような治療薬のない本領域において全く新しい画期的な治療法の開発に繋げることができるかもしれない。
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