研究課題/領域番号 |
17K11502
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児外科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
佐々木 英之 東北大学, 大学病院, 講師 (40438461)
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研究分担者 |
田中 拡 東北大学, 医学系研究科, 大学院非常勤講師 (50579448)
仁尾 正記 東北大学, 医学系研究科, 教授 (70228138)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 胆道閉鎖症 / 病型 / 病因 / microRNA / 予後 / 肝臓 / マイクロアレイ |
研究成果の概要 |
本研究ではこれまでの網羅的解析で胆道閉鎖症の病因、病態形成に関連がある可能性がしめされたmicroRNAを候補して、定量的解析を行うことで、さらに4種類まで絞り込みを行った、その4つのmicroRNAと病型以外の手術日齢などの因子や臨床経過の検討を進めた結果、予後と肝内microRNAの発現により症例を層別化できることを見いだした。 すなわち胆道閉鎖症の多彩な病態において肝内microRNAの発現が重要な意義を持つことが確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では病型以外の手術日齢などの因子や臨床経過の検討を進めた結果、予後と肝内microRNAの発現により症例を層別化できることを見いだした。すなわち胆道閉鎖症の多彩な病態において肝内microRNAの発現が重要な意義を持つことが確認された。 本研究のデータをもとにさらに研究を進めることで、胆道閉鎖症の病因を明らかにして病態を解明できる可能性ならびにmicroRNAの発現パターンの相違と病型とを総合的に評価して術後治療の反応性を予測することにより、症例に応じた適切な術後治療の確立に繋がることが期待される。
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