研究課題/領域番号 |
17K11535
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形成外科学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
中井 國博 福井大学, 学術研究院医学系部門(附属病院部), 准教授 (80362705)
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研究分担者 |
久保 盾貴 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (00362707)
中江 文 大阪大学, 生命機能研究科, 特任教授(常勤) (60379170)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 術後遷延性疼痛 / マクロファージ / MRI / 疼痛 / 動物モデル / カンナビノイド受容体 / オリゴデンドロサイト / 外科 / 再建外科学 |
研究成果の概要 |
超常磁性酸化鉄投与によるMRIにおいて、術後遷延性疼痛マウスモデルおよびリポポリサッカライド投与マウスモデルで、脳内へのマクロファージ迷入の変化は明らかではなかった。 CCR2ノックアウトマウスによる術後遷延性疼痛動物モデルでは、術後4週において、疼痛行動が抑制されていた。CCR2受容体阻害薬の投与により、術後4週において、疼痛行動が抑制されていた。術後遷延性疼痛においてマクロファージが関与していることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
術後遷延性疼痛の発端は手術直後の組織損傷と炎症であることは明らかである。手術に伴う組織損傷の修復では免疫細胞の中でもマクロファージがその中心的な役割を果たす。しかし、術後遷延性疼痛においてマクロファージがどのように関与するかは明らかでなかった。術後遷延性疼痛におけるマクロファージの関与を解明することは術後遷延性疼痛の予防及び治療につながり、学術的意義及び社会的意義は大きいと考えられる。
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