研究課題/領域番号 |
17K11586
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
那須 亨 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (60393310)
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研究分担者 |
上田 健太郎 和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (20438279)
米満 尚史 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (80382331)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 外傷 / 急性腎障害 / AKI / 予測分子マーカー / 尿細管 / CITED1 / 出血性ショック / 外傷後急性腎障害 / 脱分化 / 分子マーカー / 腎虚血再潅流モデル / 高エネルギー外傷 |
研究成果の概要 |
ケガや事故などにより外傷を受けた後に、急性腎障害(英語ではacute kidney injury,AKI)と呼ばれる病気になることがあります。AKIとは体内にある腎臓と呼ばれるおしっこを作る臓器がうまくはたらくことが出来なくなり、体内に毒素がたまり、時には命に関わる状態になることもある病気です。 私の研究の目的はこの腎臓の中の尿細管と呼ばれる部分の修復や治療に関係する物質を見つけ出すことです。これにより外傷を受けた後にAKIにならないようにしたり、あるいは有効な治療方法や治療薬の発見につなげることができるのです。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
臨床的検討により、外傷後急性腎障害の発症を予測する臨床因子として「病院前収縮期血圧」と「救急外来での乳酸値」が候補になることを発見しました。一方分子生物学的検討も行いましたが、こちらは未だ予測分子マーカーを同定するに至っていません。 ケガや事故などにより外傷を受けた後に、せっかくケガが治ってもAKIにより障害を残したり、命を落とす方がいます。この研究により、このような人をひとりでも減らすことに貢献できます。特に若い人や働き盛りの人がAKIにならないようにすることは、その人だけでなく、家族や社会を救うことにもつながります。
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