研究課題/領域番号 |
17K11621
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
笹平 智則 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (90405374)
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研究分担者 |
栗原 都 奈良県立医科大学, 医学部附属病院, 研究員 (40453170)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 口腔癌 / TANGO |
研究成果の概要 |
TANGOは口腔癌において腫瘍促進性に作用する。申請者らは、口腔癌におけるTANGOの機能やシグナル経路について臨床検体、口腔癌細胞株等を用いた詳細な検討を行ってきた。その結果、TANGOに関連した新たな分子として、NCAPH, mast cell chymase, SRPX2, PXDN, MUC20などを新たに同定した、これらのうちDHRS9は口腔癌において腫瘍抑制性に作用するが、それ以外はいずれも腫瘍促進的に作用する。また、それらのうちのいくつかは分泌タンパクとして腫瘍中のみならず血清中でも検出されることが明らかとなった。口腔癌における分子マーカーとなり得る可能性が期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新たに見いだされた因子の多くは口腔癌において腫瘍促進的に作用することより、それらを標的とした分子治療の可能性が期待される。また血中において検出可能な分泌タンパクもいくつか含まれていたことより、検査マーカーとしての応用も考えられる。特に唾液中からも検出されることが明らかになれば、簡便かつ低侵襲な腫瘍マーカー検査が可能になり、ひいては口腔癌の早期発見・治療による予後向上に寄与できるものと期待される。
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