研究課題/領域番号 |
17K11634
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 愛知学院大学 |
研究代表者 |
吉田 康夫 愛知学院大学, 歯学部, 准教授 (10315096)
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研究分担者 |
毛塚 雄一郎 岩手医科大学, 薬学部, 助教 (50397163)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 歯周病 / Porphyromonas gingivalis / ATP / 代謝 / 歯学 / 口腔細菌 / 短鎖脂肪酸 / メタボロトーム |
研究成果の概要 |
歯周病は多くの国民が罹患する国民的疾患と言える。歯周病のATP産生機構について十分な知見を得ていないが、アスパラギン酸やグルタミン酸を基質に短鎖脂肪酸を合成する経路から分岐する経路が関与することが予測されてきた。phsophoacetyl transferase(PTA)は無機リン酸存在下において、Acetyl-CoAから acetyl phosphateを産生し、その後acetate kinase(ACK)はacetyl phosphateとADPから酢酸とATPを産生する。本研究では、そららの酵素の分子生物学的解析を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
歯周病を制御するために、抗菌薬や消毒薬を口腔内に適用しても、細菌叢の構成比が同じなので、時間を経れば、もとの状態に戻る。この問題を解決するためには、特定の歯周病関連細菌に特異的な抗菌薬を開発する必要がある。本研究成果は、歯周病細菌の代謝機構を阻害する抗菌薬の開発に通じ、歯周病原因細菌を排除することで歯周病を制御することに利用される可能性がある。
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