研究課題/領域番号 |
17K11664
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態科学系歯学・歯科放射線学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
勝良 剛詞 新潟大学, 医歯学総合病院, 講師 (30283021)
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研究分担者 |
水野 秀之 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, QST病院, 主幹研究員 (70421823)
伊川 裕明 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, QST病院 治療診断部, 医長 (00793928)
宇都宮 悟 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (50570868)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 歯科用金属 / 頭頸部放射線治療 / 重粒子線治療 / 歯科用マウスピース / 線量強度解析 / 歯科用スペーサー / 線量強度変化 / 粒子線治療 / 歯科用合金 / マウスピース / 放射線治療補助器具 / 放射線粘膜炎 / 下顎骨壊死 / 急性有害事象 / 晩期有害事象 / 放射線 / 高精度放射線治療 / 歯科用装置 |
研究成果の概要 |
今まで解明されていない重粒子線治療における口腔内の金属とマウスピースとの関係を明らかにした。この研究により、重粒子線治療がより安全に行われるだけでなく、医療経済的に優れた口腔内金属に対する対応が示された。結果として、重粒子線治療では歯科用金属の除去は必須であり、マウスピース素材として、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂が最適であることが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
重粒子線治療では粒子線の優れた物理学的特性を担保するために、治療前に口腔内のすべての歯科用合金は除去される。この理由は、金属アーチファクトにより阻止能比をCT値から算出できず、CTシミュレーション上で歯科用合金の線量分布への影響が予測できないからである。実測値から歯科用合金の種類による阻止能比が明らかにできれば、治療前に口腔内のすべての歯科用合金を除去する必要がなくなり、医療費の抑制、重粒子治療の効率化、新たな重粒子線治療の創出が可能になり意義あることである。
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