研究課題/領域番号 |
17K11762
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
岩佐 文則 昭和大学, 歯学部, 准教授 (60297025)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ジルコニア / インプラント / 紫外線 / ジルコニアインプラント / 光機能化 |
研究成果の概要 |
本申請研究は老細胞及び老齢動物を用いて光機能化の効果を検証した。老細胞を使用した培養実験では、生後8ヶ月と15ヶ月の骨髄由来骨芽細胞の比較から培養初期の表現系(接着、増殖、石灰化能、形態)においていずれも両者間に有意な差が認められたが、紫外線未照射群の結果と比較して照射群においてのみその表現系のデータが増進されていた。最終年度の主実験はUV照射により新規に表面改質したナノジルコニアに対し、臨床応用へと展開するため in vitro の動物実験を行った。現段階でフッ酸処理ナノジルコニアに対し紫外線を照射,未照射のミニインプラントを使用してpush in testを老齢ラットに施行し実施中である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我々が現在多く取り組んでいる複雑症例、難症例を克服するためには、さらに高い骨結合能を有するインプラントの開発が最重要かつ急務である。紫外線の照射によるインプラント表面の生物学的機能化をはかることによって即時荷重あるいは全身疾患を有する患者や本来骨造成が必要であるような難症例においても高い成功率を上げられるインプラントの開発に向けた研究基盤を確立できると確信している。
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