研究課題/領域番号 |
17K11770
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 大阪歯科大学 |
研究代表者 |
橋本 典也 大阪歯科大学, 歯学部, 教授 (20228430)
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研究分担者 |
馬場 俊輔 大阪歯科大学, 歯学部, 教授 (40275227)
本田 義知 大阪歯科大学, 歯学部, 准教授 (90547259)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | iPS細胞 |
研究成果の概要 |
皮膚由来インテグレーションフリーiPS細胞を用いて異なるフィーダーフリーシングルセル培養液でiPS細胞由来間葉系幹細胞様細胞(iPSMSLC)特性比較を行った。皮膚由来インテグレーションフリーiPS細胞から3種類のフィーダーフリー培養液を用いたiPSMSLCの作製が可能であることが示唆された。3種類の中でも、DEF-CS500は、iPSMSLCの誘導が早くiPSMSLCを骨芽細胞、軟骨芽細胞、脂肪細胞のいずれにも分化させることができた。以上、フィーダーフリーシングルセル培養液で作製したiPSMSLCの自己細胞組織工学の可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ゲノムへの外来遺伝子の挿入を行わず作製したiPS細胞は腫瘍形成リスクが低い。本研究では、自己細胞組織工学のために皮膚由来インテグレーションフリーiPS細胞を用いて異なるフィーダーフリーシングルセル培養液でiPS細胞由来間葉系幹細胞様細胞(iPSMSLC)特性比較を行った。フィーダーフリーシングルセル培養液で作製したiPSMSLCの自己細胞組織工学の可能性が示唆された。本成果は、顎骨組織再生治療が実現すれば、次世代に残された課題と言われる広域顎骨組織欠損治療にむけた新たな基盤技術を提供することが可能となり、患者のQOLを大きく向上させる可能性を持つ。
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