研究課題/領域番号 |
17K11833
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
平岡 慎一郎 大阪大学, 歯学研究科, 助教 (70615616)
|
研究分担者 |
古郷 幹彦 大阪大学, 歯学研究科, 教授 (20205371)
島田 泰如 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 歯科口腔外科医師 (50751757)
内橋 俊大 大阪大学, 医学部附属病院, 助教 (60757839)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | 口腔外科 / 栄養 / 口腔がん / サルコペニア / NST / 免疫 |
研究成果の概要 |
本研究は、口腔がんに対する治療実施に際して、免疫栄養療法の実施の有用性の評価と、さらに栄養学的評価が、治療成績の向上や合併症の発症に関与しうるかの検証を実施したものである。口腔がん患者における術前の各指標(リンパ球数、好中球数、血小板数、血清アルブミン値、総コレステロール値、CRP値)を用いた栄養学的指標と周術期に発症する術後創部感染(Surgical Site Infection)および生命予後の関連を検 討した結果、術前の栄養学的指標は、SSIおよび生命予後に関連する因子であることが示せた。さらに、BIA法を用いた骨格筋指数(SMI)も生命予後と関連することが示せた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
口腔がん患者の治療中における、栄養介入の意義については、ほとんど明らかになっていない。また治療開始前の栄養状態の評価の意義についても、他の消化器領域の疾患と比して十分に検証されていない。我々の検証によって得られた結果は、口腔がん治療における、事前の栄養介入の重要性を示唆する結果である。
|