研究課題/領域番号 |
17K11883
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
玉置 盛浩 奈良県立医科大学, 医学部, 研究員 (90382316)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 口腔がん / 免疫細胞療法 / 分子標的薬 / 遺伝子多型 |
研究成果の概要 |
本研究は活性化したリンパ球(NK細胞とγδT細胞)と分子標的薬であるセツキシマブを併用したがんに対する新規免疫細胞療法の確立である。研究成果としてNK細胞とγδT細胞の活生化培養を行い口腔がん細胞株に対する細胞障害性を検討し、セツキシマブを併用して相乗効果の検討を行った。活性化したNK細部 、γδT細胞は口腔がん細胞株 に細胞障害性を認める傾向であったがセツキシマブを併用しても明らかな相乗効果を認めず慎重な検討が必要と思われた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
免疫細胞療法と分子標的薬であるセツキシマブを併用した新規免疫療法の有効性を口腔がんで実証することは、口腔がん治療のみならず、新たな進行がん治療の確立に発展・寄与しえることである。国内外においても活性化培養した細胞を用いた免疫細胞療法に抗がん剤であるセツキシマブを併用することは有用な研究である。今後は活性化したリンパ球と免疫チックポイント阻害剤である二ボルマブや放射線療法との相乗効果などの検討は期待される口腔がんの新たな治療法と思われる。
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