研究課題/領域番号 |
17K11914
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
沼尻 敏明 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (20326234)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | CAD/CAM / 下顎骨 / 上顎骨 / 顎顔面外科 / 下顎再建 / 顎骨 / 上顎再建 / がん切除後の再建 / 口腔外科 / 顎骨再建 / Computer Assisted Design / マイクロサージャリー / 頭頸部再建 / Microsurgery / CAM / Navigation / コンピューター支援 |
研究成果の概要 |
あごの骨を切除するような手術を受ければ、あごや顔はどうなってしまうのか?きちんと治してもらえるのだろうか?という不安は誰にでも生ずる。足の骨を代用としてあごに移植する手術が必要になるが大手術になってしまう。なんとかしてその手術を、誰もが難しく考えることもなく簡単に手術が行われるような新規器材を開発するのがこの研究である。今回開発した方法では、修復された骨のゆがみは、80%以内の点で2ミリ以下の誤差であった。3ミリ以内なら90%の点で誤差なしとなった。数ミリ以内のずれで容易に手術ができる器械の根本技術が確立された。今後は実験系ではなくて実際の医療現場に普及されるような試みが必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
顎顔面の骨性再建手術において、今までであれば術者に多くの手術経験と術後Long-term follow-upによる手術Feed backがなければ手術を成功に導けないとされている難しい手術を、経験の浅い術者であっても、むしろ経験者よりも更に正確に、安全に、時間短縮して行うことができる手術にするための、手術支援装置の開発を行った。 より術後の患者Outcomeが高めるために、限られた医療者だけの手術よりも、医療者の誰もがOpenに参加できる手術計画立案と手術補助装置ガイドによる手術の方が望ましいと考えられる。
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