研究課題/領域番号 |
17K11930
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
西村 寿晃 東北大学, 大学病院, 講師 (50367611)
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研究分担者 |
一文字 功 愛知医科大学, 医学部, 助教 (40753215)
五十嵐 薫 東北大学, 歯学研究科, 教授 (70202851)
石井 武展 東京歯科大学, 歯学部, 講師 (80433978)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 免疫学 / γδT細胞 / 骨代謝 / 破骨細胞 / 骨芽細胞 |
研究成果の概要 |
骨代謝と免疫細胞の関連において、不明な点は未だ多い。本研究では、末梢血中では数%しか存在しないγδT細胞が関与する骨代謝制御のメカニズムを解明し、新たな治療選択肢を検討する事を目的とした。γδT細胞受容体ノックアウトマウスを用いた実験で、γδT細胞が破骨細胞由来のタンパク質を抗原認識し活性化されることで、RANKL依存性破骨細胞分化を制御している事が明らかとなった。γδT細胞の認識抗原をコントロールすることは新たな骨代謝関連疾患の治療選択肢になることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超高齢化社会を迎え、多くの高齢者が抱えている骨代謝関連疾患に対する新たな予防や治療方法は重要な課題の一つと言え、治療手段の選択肢の多様化が求められている。 本研究は免疫を司る細胞であるγδT細胞が関与する骨代謝制御のメカニズムを解明し、新たな治療選択肢を検討する事を目的とした。γδT細胞が骨を壊す破骨細胞由来のタンパク質を抗原認識し活性化されることで、破骨細胞分化を制御している事が明らかとなった。γδT細胞に関連するタンパク質をコントロールすることは新たな骨代謝関連疾患の治療選択肢になることが示唆された。
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