研究課題/領域番号 |
17K11980
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
歯周治療系歯学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
秋月 達也 東京医科歯科大学, 歯学部附属病院, 講師 (50401378)
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研究分担者 |
松浦 孝典 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 非常勤講師 (20755863)
井川 貴博 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 非常勤講師 (20780290)
星 嵩 東京医科歯科大学, 歯学部附属病院, 非常勤講師 (70757210)
和泉 雄一 東京医科歯科大学, 歯学部, 非常勤講師 (60159803)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 歯周組織再生 / 骨補填剤 / β-TCP / 骨形成 / 骨補填材 / 歯周病学 / 歯周外科治療 / 3Dプリンター / 再生医療 / 歯周組織再生治療 |
研究成果の概要 |
過去の研究で得られた、内径300μmのβ-TCPを原料とした骨補填材を3Dプリンタを使用してデザイン、作成することに関しては残念ながら現状として不可能であった。FDM方式の汎用3Dプリンタを用い生分解性高分子であるPLAを用いて、歯科用CTのDICOMデータにて局所的な顎骨、歯牙模型を作成することができた。今後費用を抑えた研究開発ができる可能性が示唆された。ほかに新規の荷電β-TCP骨移植材の開発を行い、骨形成について良好な結果が得られたことを論文発表することができた。また、トンネルβ-TCPについては顎骨内の長期経過観察においては、良好な骨形成、骨への置換吸収が起こることがわかり、報告した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
歯周病のうち歯周炎は歯を支持している骨が吸収し歯を喪失する疾患であり、治療においては骨形成を行う必要がある。現在様々な歯周組織再生治療が研究開発されているが、よりよい骨形成を起こすことができる治療法の開発が望まれている。本研究では、新しい材料として荷電したバイオセラミックスを使用することでよりよい骨形成がえられることがわかり、今後の骨補填剤の研究において一助となると考えられる。また、3Dプリンターを使用した歯周組織の再生に関して、モデルを作成することができ、今後の研究の可能性が示唆された。
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