研究課題/領域番号 |
17K12062
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
|
研究機関 | 日本歯科大学 |
研究代表者 |
岡本 亜祐子 日本歯科大学, 生命歯学部, 助教 (20779920)
|
研究分担者 |
苅部 洋行 日本歯科大学, 生命歯学部, 教授 (50234000)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | 嘔吐反射 / 歯科不安 / 嗅覚刺激 / 触覚刺激 / つぼ刺激 |
研究成果の概要 |
歯科治療時の口腔内への刺激により、嘔吐反射などの不快感を示す小児患者は多く、安全で円滑な歯科治療を妨げる要因となっている。歯科治療時の嘔吐がトラウマとなると歯科受診を回避したり、歯科治療時の不適応行動をおこす要因となる。本研究では、歯科治療時の嘔吐反射を抑制する新しいリラクセーション法として、チェアサイドで簡便に行える対応法を新開発することとした。その結果、アロマセラピーによる嗅覚刺激により嘔吐反射を抑制する効果が認められた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小児患者にとって歯科治療は大きなストレスとなり、恐怖や不安を増大させる原因となる。歯科治療時の口腔内への刺激により嘔吐反射などの不快感を示す小児患者は非常に多く、安全で円滑な歯科治療を妨げる一因となっている。小児歯科治療の質を向上させるためには、嘔吐反射をいかにコントロールするかを検討することが最重要課題である。 嘔吐反射への対応には、抗不安薬を中心とした薬物療法、笑気吸入鎮静法や静脈内鎮静法などの鎮静法が挙げられるが、薬の副作用や鎮静後の回復時間などを考慮する必要が生じるため、チェアサイドで簡便に行え小児にも安全に使用できる新たな対応法を開発することが必要である。
|