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目視困難な末梢深層静脈可視化のための近赤外光反射システムの改良と臨床応用

研究課題

研究課題/領域番号 17K12085
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 基礎看護学
研究機関石川県立看護大学

研究代表者

木森 佳子  石川県立看護大学, 看護学部, 准教授 (30571476)

研究分担者 丸岡 直子  石川県立看護大学, 看護学部, 特任教授 (10336597)
中山 和也  金沢大学, 保健学系, 准教授 (80242543)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワード末梢静脈穿刺 / 目視困難静脈 / 近赤外光 / ステレオカメラ / 目視困難 / 可視化 / 可視化技術 / 看護学 / 生体工学
研究成果の概要

在宅医療も実施している末梢静脈穿刺は対象静脈が目視困難な場合、静脈穿刺の成否だけでなく、合併症の発生、実施者と対象者の精神的ストレスに影響する。静脈を可視化する既存機器はあるが臨床に普及していない。これは臨床が求める「静脈可視化性能」と「操作性能」が不足しているためである。本研究では深さ5-7mmの深層静脈の可視化性能不足であることから、静脈の透視に使用する最適な近赤外線光波長域は950-1000nmであること、その光はナローバンドで使用すること、偏光フィルターの最適角度は45°であることを明らかにした。また、カメラはステレオタイプで深度計測するためのキャリブレーションに成功していた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の成果は未だ臨床ニーズを満たしていない目視困難静脈可視化装置の「可視化性能不足」を解決するものである。特に可視化が難しい深度の静脈可視化を目指し静脈の透視原理である「近赤外光」の最適な波長の選択や適切な使い方を明らかにした。また受光するステレオカメラの使い方により深度計測のためのキャリブレーションに成功した。今後の試作機の製作、画像処理技術など臨床での性能評価に十分期待が持てる。

報告書

(5件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2021 2020

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 目視困難な末梢静脈可視化のための最適な近赤外光波長と狭帯域光法2021

    • 著者名/発表者名
      木森佳子、山下大輝、小嶋菊乃、中嶋知世
    • 雑誌名

      看護理工学会誌

      巻: 8

    • NAID

      130008059767

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 目視困難な末梢静脈可視化のための最適な光波長2020

    • 著者名/発表者名
      木森佳子、山下大揮、小嶋菊乃、中嶋知世
    • 学会等名
      第8回看護理工学会学術集会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2022-01-27  

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