研究課題/領域番号 |
17K12103
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 修文大学 |
研究代表者 |
春田 佳代 修文大学, 看護学部, 准教授 (60329828)
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研究分担者 |
相撲 佐希子 修文大学, 看護学部, 講師 (10598999)
諏訪 美栄子 修文大学, 看護学部, 助教 (00762816)
鈴村 初子 修文大学, 看護学部, 教授 (70241205)
中村 美奈子 修文大学, 看護学部, 助手 (10785083)
村山 友加里 修文大学, 看護学部, 助手 (30785085)
石井 成郎 一宮研伸大学, 看護学部, 准教授 (80399237)
東山 新太郎 修文大学, 看護学部, 助手 (50805348)
森下 智美 修文大学, 看護学部, 助手 (80805383)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 聴覚障害 / 動画教材 / 看護学生 / 学修支援 / 質問紙調査 / インタビュー調査 / 看護学 / 基礎看護技術 |
研究成果の概要 |
研究目的は聴覚障害学生の基礎看護技術習得に効果的な動画教材を開発することである。看護師養成機関対象の調査で、聴覚障害学生が過去在籍316校中79校(25.0%)、現在在籍49校(15.5%)。動画教材視聴支援は、自由で静かな場所は約4割が整備済みだが、約4割が整備されていなかった。聴覚障害学生は、映像のみで理解できる動画教材を求めていた。そのため、テロップを工夫し、映像もゆっくり、繰り返し説明する教材を開発した。テロップは大きくても読みやすい量で画面下に配置、映像とテロップが同時に見え、ポイントを赤字で強調した。聴覚障害学生からは、視覚的に内容や重要性が理解しやすい教材と評価を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
看護教育の検討会では、学生が主体的に学ぶ教育の工夫が検討されている。しかし、聴覚障害のある学生においては、基礎看護技術を主体的で効果的に学習が可能な動画教材は存在しない。動画教材の多くはナレーションにより説明が捕捉されている形式であり、聴覚障害のある学生には困難が予測される。そこで、聴覚障害のある学生に向けた動画教材の開発に取り組んだ。 ナレーションなしでも学習可能な動画教材を開発した。聴覚障害学生には「テロップ」が重要である。テロップの工夫により、聴覚障害があっても場所を問わず理解しやすい教材を作製することが可能である。このような動画教材は、看護教育における合理的配慮を促す意義があると考える。
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