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医療チームの専門職連携協働を推進するための共感的相互理解モデルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K12115
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 基礎看護学
研究機関三重大学

研究代表者

林 智子  三重大学, 医学系研究科, 教授 (70324514)

研究分担者 井村 香積  三重大学, 医学系研究科, 准教授 (00362343)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード専門職連携協働 / チーム医療 / 葛藤 / 多職種専門職 / 連携での課題 / 職種間連携 / 意見の不一致 / 葛藤対処スタイル / 医療専門職連携 / 葛藤(コンフリクト) / 対立 / 医療専門職 / 多職種連携 / 専門職間の葛藤 / 共感的相互理解 / モデル開発
研究成果の概要

医療現場でチーム医療を担う多職種専門職186名(看護師、管理栄養士、医師、薬剤師等)を対象にチーム医療に対する認識を調査した結果、専門職間の連携の課題として【専門職を尊重した連携の難しさ】【専門性を発揮する困難さ】【専門職間の意見の対立】【他職種の理解と尊重の不足】【専門職間の重なりへの対応不足】【医療チームの不安定な位置づけ】【対等でない関係性】が抽出された。
また、看護学校でカリキュラム運営に責任のある看護教員99名を対象にチーム医療教育に対する認識を調査した。その結果、チーム医療教育に対する必要性の認識は高いにもかかわらず、専門職連携教育への認識は低い実現可能性であることが示された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

チーム医療教育では専門職連携や協働が理想論で語られることが多く、医療現場の実際の医療チームで起こっている課題を取り入れた教育が必要であると考えた。今回、臨床で実際に活動している11の医療チームにおける専門職間での連携の課題を明らかにでき、専門職間に意見の対立があることや他職種の理解と尊重の不足などの人間関係の課題が浮き彫りとなった。この成果を専門職間の共感的相互理解のための教育に役立てることができる。
また、看護教員が専門職連携協働に対する実現可能性の認識が低いため、教育現場でのチーム医療教育の発展を妨げている可能性が示され、今後の改善点が明確となった。

報告書

(5件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019 2018

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 進化するIPE-地域包括ケアシステムが求める多職種連携教育の今2018

    • 著者名/発表者名
      林 智子
    • 雑誌名

      看護展望

      巻: 43 ページ: 782-790

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] Team medicine education in basic nursing education in Japan : A survey2019

    • 著者名/発表者名
      Tomoko Hayashi, Kazumi Imura
    • 学会等名
      EAFONS 2019
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2022-01-27  

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