研究課題/領域番号 |
17K12122
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 岩手県立大学 |
研究代表者 |
遠藤 良仁 岩手県立大学, 看護学部, 准教授 (00438087)
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研究分担者 |
伊藤 收 岩手県立大学, その他部局等, 名誉教授 (40320246)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 生涯学習 / 自己調整学習 / コーチング / オンライン / 学習支援システム / 学習者中心パラダイム / 相互コーチング / フォーカスグループインタビュー / eラーニング / eポートフォリオ / LMS / 看護人材育成 / 看護学 |
研究成果の概要 |
本研究は、看護師の生涯学習を推進するため、看護師が自らの目標管理に対する自己点検を支援するLMS(Learning Management System)を構築・試行したものである。看護師へのインタビューの結果から、自己調整学習への理解を深めながら自らが有るべき (有りたい)姿を探究し、それが他者のモデルにもなっていく経験を積むことが有効な方略と考えられた。そこで、(1)自己調整学習理論とコーチング理論を自己学習し、(2)その後3名1組となって、それぞれが定期的に自己目標に対する内省を投稿し、(3)相互にモデリングとコーチングを実施するLMSと研修プログラムを開発、有効性を確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、看護師の生涯学習に不可欠な自己調整を自らの看護業務上の目標達成に向けて計画的に遂行するプロセスで発揮できるように、他の看護師と協働しながら相互にモデリングとコーチングを実施できる研修プログラムを構築したところに意義がある。しかも、オンライン上で交流するため不規則な勤務時間や距離的な制約がなく、感染のリスクも抑えながら実施できる研修方法を明らかにした。指導者からの指導に頼らず学習者(看護師)間で共に成長し合う研修方法は、他のスタッフらに対するモデリングとなり自己調整の発揮と生涯学習の動機づけになる可能性の示唆を得ることができた。
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