研究課題/領域番号 |
17K12206
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
佐藤 三穂 北海道大学, 保健科学研究院, 講師 (00431312)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 糖尿病 / 高齢者 / セルフケア支援 / セルフケア |
研究成果の概要 |
糖尿病を持つ入所者のセルフケアは、幅を持った血糖コントロールの中で、環境や他者を資源とし、安全と自分らしい生活のバランスの中で暮らすことに特徴が見いだされ、そしてこの安全には、転倒予防など一般の高齢者のリスク要因に加え、低血糖や高血糖による急性代謝障害を起こさずに生活することが重要な要素としてあげられた。これらに関わる要因として、多様な慢性疾患とともに生きる、体調に応じて血糖が変動する、急性状況にあっても症状を他者に伝えることが難しい状況などがあげられた。看護職、介護職を含む多職種の関わりが促進要因としてあげられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
糖尿病患者における高齢者の割合が増加し施設入所者も増えている中、高齢糖尿病患者のセルフケアとそれをとりまく要因が明らかとなり、急性合併症を起こさず安全に暮らす上での支援の在り方を検討する上で役立てることができる。また、高齢糖尿病患者のセルフケアは患者が生活する場の特徴と密接なかかわりをもっており、高齢者施設という特徴を踏まえた実践および理論的枠組みを構築していく上でも意義がある。
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