研究課題/領域番号 |
17K12229
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 関西医科大学 (2022) 京都大学 (2018-2021) 聖路加国際大学 (2017) |
研究代表者 |
宇都宮 明美 関西医科大学, 看護学部, 教授 (80611251)
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研究分担者 |
中村 美鈴 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (10320772)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 開心術高齢患者 / フレイル予防 / 多職種連携 / 開心術前患者 / チーム医療 / 高齢開心術患者 / フレイル / フレイル予防・改善介入 / リスク予防介入 / 周手術期看護学 |
研究成果の概要 |
開心術を受ける高齢患者に対して、術前からのフレイル進行予防多職種介入プログラムを作成した。フレイルスクリーニングとその状態に応じた多職種介入をシステム化したものを3専門看護師が所属する施設で導入を試みたが1施設だけが導入が可能となった。導入した施設では、患者は術前からフレイルスクリーニングを実施し、多職種介入を実施した。身体的フレイルは術前・術後も進行することなく、自宅退院ができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年増加する高齢開心術患者のフレイルに着目し、術前から多職種で介入することで、入院期間の延長やリハビリテーションのための転院などの転帰をたどらず自宅退院できることは、患者のQOLや医療費削減に寄与するものと考える。ただし、この導入には、ハブ役となる看護師のリーダーシップ能力・コミュニケーション能力・調整能力が必要であることが示唆された。
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