研究課題/領域番号 |
17K12250
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 熊本県立大学 (2019) 熊本大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
中尾 富士子 熊本県立大学, 総合管理学部, 教授 (40363113)
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研究分担者 |
鈴木 志津枝 神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (00149709)
小濱 京子 熊本大学, 大学院生命科学研究部(保), 助教 (40749082)
田代 浩徳 熊本大学, 大学院生命科学研究部(保), 教授 (70304996)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 続発性リンパ浮腫 / 用手リンパドレナージ / 症状緩和技術 / セルフケア / リンパドレナージ / 免疫能 / 下肢浮腫 / リンパドレナージ技術 / リンパ浮腫 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、用手リンパドレナージの浮腫予防への有用性の明確化である。 健康な看護師の下肢浮腫に対して、介入群を用手リンパドレナージ実施、対照群を臥床のみとし、その前後の変化を観察した。結果、用手リンパドレナージ実施群の下肢の周囲径は減少し有用性は確認できた。また、膝窩や鼠径部など関節部分の周囲径の減少率の低下から脈管系の滞りが推察できた。よって、関節部分は積極的にドレナージを行う必要がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果から、下肢の浮腫に対する用手リンパドレナージは浮腫の改善に有用であることがわかった。下肢の浮腫は、立ち仕事に従事する労働者だけでなく、高齢者や長時間の同一姿勢をとらざるを得ない人々の筋力低下や廃用性症候群などに伴い発症し、疼痛や倦怠感など不快な症状を与える。用手リンパドレナージの効果の証明により、自分でできる効果的かつ経済的負担もない症状緩和技術として提案でき、それにより医療費の軽減にも貢献できる。
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