研究課題/領域番号 |
17K12254
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 群馬県立県民健康科学大学 |
研究代表者 |
広瀬 規代美 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 教授 (80258889)
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研究分担者 |
二渡 玉江 群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (00143206)
橋本 晴美 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 准教授 (20404923)
小林 万里子 東京医科大学, 医学部, 准教授 (20433162)
中西 陽子 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 教授 (50258886)
浅見 優子 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 講師 (50774345)
久保田 好美 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 助教 (90899519)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 緩和ケア / 家族支援 / 家族ケア / がん告知 / 遺族ケア / 看護学 / がん看護学 |
研究成果の概要 |
本研究は、がん告知後から再発・緩和的治療の時期における家族支援体制の現状を外来看護師やがん看護専門看護師等を対象に調査し、診断期から遺族に至るまでの家族支援について検討した。 その結果、時期を共通し家族の辛い思いに寄り添い、傾聴し、時期に応じた家族の理解度や反応に応じた支援が認められた。一方、CNSやCNは診断期から緩和期までの継続的な支援体制作りやスタッフ教育の必要性を課題としていた。継続的な一貫した支援体制整備が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題は、がん告知を受けた家族への初期の段階から再発・緩和的治療の時期における支援体制の現状を、外来看護師、がん看護専門看護師及びがん関連認定看護師の資格を有する専門的立場から把握し、がん告知から緩和的治療期までの一貫したがん患者の家族ケアシステムの構築に向けた基礎資料とする点である。研究結果をがん患者の家族となった時点から遺族に至るまでの時期に対応した家族・遺族ケアの検討により、がん告知の段階から患者を支える家族の時期に応じた早期ケアが可能となり、がん患者・家族を取り巻く地域包括ケアまで拡大したケアシステムの試案作成への示唆を得ることが可能となる。
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