研究課題/領域番号 |
17K12302
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
佐藤 いずみ 横浜市立大学, 医学部, 助教 (70735977)
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研究分担者 |
中村 幸代 横浜市立大学, 医学部, 教授 (10439515)
井村 真澄 日本赤十字看護大学, 看護学部, 教授 (30407621)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 後期早産児 / 母乳育児 / スタッフ教育 / 母乳育児支援 / 自己効力感 / 社会的スキル / 成人学習 / 早産児 / 教育プログラム / プログラム開発 / 母乳育児支援者 / 看護者 / 2群前後比較試験 / 看護学 |
研究成果の概要 |
後期早産児(Late Preterm Infant以下LPIs)の母親に母乳育児支援を行う看護者への教育プログラム(以下、教育プログラム)の効果を評価した。研究デザインは、2群の無作為化臨床試験とした。介入群に対してLPIsと母親の身体的特徴、哺乳に影響する要因と対策のグループワーク、模擬母子事例を用いたシミュレーション、搾乳を拒む母親を事例としたソーシャルスキルトレーニングを行った。対照群にはノンテクニカルスキルプログラムを行った。介入の結果、介入群は対照群に比べ介入直後、介入後1か月における自己効力感得点、社会的スキル得点、知識・技術得点が有意に高いという結果が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義としては、本研究で開発された教育プログラムは、看護基礎教育、助産教育課程、看護基礎教、看護師・助産師における現任教育に活用されることで、これまでよりもさらにLPIsと母親に関する教育の質が向上することが期待される。社会的意義ではLPIsは早産時の中でもより正期産児く健康状態が良好であるほど退院後の母乳育児支援が受けにくい現状がある。本プログラムが普及することにより入院施設退院後のLPIsと母親に対する支援の必要性について理解する看護者が増えることが期待できる。LPIsの母乳育児には退院後の支援拡充が必要であることが共通認識さることが期待される。
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