研究課題/領域番号 |
17K12383
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 大阪信愛学院短期大学 (2020) 武庫川女子大学 (2017-2019) |
研究代表者 |
阪上 由美 大阪信愛学院短期大学, その他部局等, 准教授 (60711512)
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研究分担者 |
小平 由美子 岐阜聖徳学園大学, 看護学部, 講師 (30554886)
小西 かおる 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (60332376)
白井 文恵 森ノ宮医療大学, 保健医療学部, 教授 (50283776)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 小児訪問看護 / 医療的ケア児 / 質評価指標 / 訪問看護質評価指標 |
研究成果の概要 |
本研究は,医療的ケア児と家族に対してより良い支援ができるために,DonabedianのSPO概念枠組みに基づいた訪問看護事業所のサービス質評価指標(HNQIC)の開発を行うことを目的とする。研究の第一段階は質評価指標項目の抽出とその有用性をデルファイ法で検討し, 第二段階は質評価指標の信頼性・妥当性の検討を質問紙調査で行った。結果,「ストラクチャー」「プロセス」は5因子28項目の構造となり,「アウトカム」は3因子7項目の構造となった。HNQICは,より良い支援ができるためのケア効果を客観的に評価できる指標として活用できることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今後,地域で暮らす医療的ケア児数はますます増加していく可能性が高い。HNQICを開発し,在宅看護ケアの効果を客観的に評価することが可能となれば,医療的ケア児と家族への質の高い在宅看護を提供することができると考える。また,HNQICは,訪問看護事業所が自己評価することで,自事業所の課題の明確化や今後の取組につなげることができ,PDCAサイクルに基づいた訪問看護事業所の質改善に有用であると考える。
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