研究課題/領域番号 |
17K12392
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
岡本 紀子 筑波大学, 医学医療系, 助教 (40624664)
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研究分担者 |
松田 ひとみ 北海道文教大学, 人間科学部, 教授 (80173847)
檜澤 伸之 筑波大学, 医学医療系, 教授 (00301896)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 高齢者 / 肺炎予防 / 社会的交流 / 肺炎 |
研究成果の概要 |
本研究は、高齢者の肺炎罹患率を低減する積極的な予防策として、セルフケアによる生活リズムの調整の効果を明らかにすることを目的に、日常生活、肺炎予防策の実施状況、QOL、睡眠等に着目して実施した。その結果、肺炎に罹患した高齢者は日常の活動の種類と昼寝の頻度が低く、夜間の睡眠の質とQOLは低下し、うつ傾向にあった。また、残歯数が多いものの口腔機能は低下していた。予防策としての手洗いは、実施状況を客観的に示すことにより改善が認められた。また、唾液の分析では、睡眠の質の高い翌朝は分泌型IgA値が高いことが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
肺炎の予防には、手洗い等の予防策の実施が推奨されており、肺炎や他の感染症の予防のために、適切な方法を習得し、実践することが重要である。本研究では、日頃実施している予防策の実施状況の客観的な評価結果を知る事により、行動が改善されることが示唆された。また、睡眠を充足させ、活動と休息のバランスを保つことにより、肺炎の予防につながる可能性が考えられたが、更なる検討が必要である。
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