研究課題/領域番号 |
17K12421
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 杏林大学 |
研究代表者 |
太田 淳子 杏林大学, 保健学部, 学内講師 (30785184)
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研究分担者 |
中島 恵美子 杏林大学, 保健学部, 教授 (10449001)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 高齢者 / 熱中症 / 口腔機能 / 予防 / 老年看護学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,高齢者が発症する熱中症の背景因子としての口腔機能の寄与について明らかにし,熱中症予防対策としての口腔トレーニングプログラムを構築することである.後ろ向き症例対照研究の結果では,舌苔の有無(オッズ比:3.834,95% 信頼区間:1.401-10.493)が有意な変数として選択された.第2研究である介入研究は,新型コロナウィルス感染拡大のため研究対象者のリクルートが極めて困難であり断念せざるを得なかった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究において舌苔は熱中症の背景因子として示唆され,新な知見を得ることができた.舌苔の形成促進には舌の機械的摩擦低下も関与するため,咀嚼運動が低下している高齢者に対して熱中症の早期発見を務める必要があると考えられる.保健医療福祉従事者は,高齢者の熱中症の早期発見のためにも口腔内に着目し,背景因子としての舌苔について観察していくことが必要であると考えられる.
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