研究課題/領域番号 |
17K12432
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 太成学院大学 |
研究代表者 |
鈴木 公洋 太成学院大学, 人間学部, 教授 (00388670)
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研究分担者 |
井村 弥生 大阪青山大学, 健康科学部, 教授 (30369714)
本多 容子 藍野大学, 医療保健学部, 教授 (40390166)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 認知症高齢者 / ストレス軽減 / 認知機能賦活 / ポジティブ感情喚起 / ビデオ通話 / 遠隔コミュニケーション / 介護老人保健施設入所者 / 入院患者 / ポジティブ情動喚起 / 認知科学 / ストレス / 脳・神経 / 実験系心理学 / 情報工学 |
研究成果の概要 |
本研究では中程度認知症高齢者の介護老人保険施設入所者と高度認知症高齢者の病院入院患者を対象として,ビデオ通話アプリを介した家族や友人との遠隔コミュニケーションが認知機能賦活やストレス軽減,ポジティブ感情喚起の機会として有効であるかについて検討した。その結果,コミュニケーション時の前頭前野賦活,リラックス状態が確認された。ポジティブ感情は,子供や友人とのコミュニケーションで喚起されやすいことが示された。認知症高齢者の家族や友人との遠隔コミュニケーションは,サクセスフル・エイジング支援の一つとなると考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
中程度認知症高齢者の介護老人保険施設入所者と高度認知症高齢者の病院入院患者を対象にビデオ通話アプリを介した認知症高齢者と家族や友人との遠隔コミュニケーションが認知機能賦活やストレス軽減,ポジティブ感情喚起の機会として有効であるかについて検討した。その結果,コミュニケーション時の前頭前野賦活,リラックス状態が確認された。ポジティブ感情は,子供や友人とのコミュニケーションで喚起されやすいことが示された。高齢者の家族や友人との遠隔コミュニケーションは,高齢者につながりを提供するツールとして有効であり,高齢者のサクセスフル・エイジング支援の一つとなると考えられる。
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