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45度頭側挙上体位での仙骨部骨突出部位に寝衣の違いが及ぼす圧力とずれの調査

研究課題

研究課題/領域番号 17K12436
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 高齢看護学
研究機関梅花女子大学 (2020-2022)
武庫川女子大学 (2017-2019)

研究代表者

藤本 かおり  梅花女子大学, 看護保健学部, 講師 (60757441)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード骨突出 / 褥瘡予防 / 寝衣 / 高齢者
研究成果の概要

寝衣の違いによる仙骨部への影響を調査した。寝衣の形状の比較では、模型センサーの仙骨部の圧は綿製のパジャマよりも綿製の浴衣の方が有意に高かった。伸縮性の違いによる比較では、模型センサーの圧とマットセンサーの圧はどの時間においても綿製よりも伸縮性パジャマが大きかったが有意差は認めなかった。模型センサーとマットセンサーの比較では、どの寝衣も模型センサーの方が高い圧力を示しており、圧力分布範囲はマットセンサーよりも模型センサーが少なかった。模型センサーとマットセンサーの圧力差は綿製のパジャマが最も少なく、背上げ時の移動幅も少ない結果であった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究結果では、パンツタイプのパジャマよりも浴衣タイプの圧力が高く、伸縮性の低い綿のパジャマより伸縮性のあるパジャマの方が骨突出部位の圧力を高めている可能性が示唆された。浴衣の袷をきちんと閉じることで骨突出部位のエアーマットの圧分散を低減していたり、伸縮性あるの素材は狭い範囲で突出している仙骨部がエアーマットに沈み込む力に反発していたりする可能性がある。自力でポジションを整えることが出来ない患者にとって、伸縮性の高い素材やオムツ交換が容易な浴衣タイプの寝衣が必ずしも適切とは言えないことが明らかになった。病的骨突出のある患者の褥瘡予防において適切な寝衣選択必要性を検討することに寄与している。

報告書

(7件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2024-01-30  

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