研究課題/領域番号 |
17K12455
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
竹田 裕子 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 講師 (60598134)
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研究分担者 |
小野 光美 大分大学, 医学部, 准教授 (20364052)
原 祥子 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 教授 (90290494)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 要支援高齢者 / 下部尿路症状 / 夜間頻尿 / 訪問看護 / 高齢者 / 在宅ケア / 排泄ケア / 連携 / 虚弱高齢者 / 要支援 / 在宅看護 / 生活の質 / 介護予防 / 看護学 |
研究成果の概要 |
訪問看護師等が行う,夜間頻尿を含めた下部尿路症状をもつ要支援高齢者に対する支援の方向性には以下のことが示唆された.①訪問を重ねる中で理解した要支援高齢者の人となりを踏まえ,下部尿路症状のあることをどう捉えているのか把握する,②要支援高齢者の排泄の一連の動作を観察する,③要支援高齢者の療養環境や社会活動に目を向け,夜間頻尿などの下部尿路症状で生活への困りごとが出ていないか確認する,④他の職種と連携しながら要支援高齢者のニーズに対応すること.要支援高齢者の自尊心に配慮しながら,排泄の自立を支援していくことが必要である.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自宅で生活している要支援高齢者に定期的に関わる訪問看護師が,高齢者のもつ夜間頻尿をはじめとする下部尿路症状の困りごとに対して行った看護実践を丁寧に整理した.訪問看護師の行う,要支援高齢者の自尊心に配慮しながら,療養環境の観察や社会活動への影響の有無の判断を行っている実践から,表立った課題として認識されていない要支援者の困りごとに対する支援への手がかりが得られ,在宅看護の場で観察やアセスメントに活用できると考える.
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