研究課題/領域番号 |
17K12458
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
木原 深雪 九州大学, 医学研究院, 助教 (70515080)
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研究分担者 |
北岡 和代 公立小松大学, 保健医療学部, 教授 (60326080)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | アルコール依存症者 / 感情活用能力 / アルコホリクス・アノニマス / KJ法 / 精神看護学 / アルコール依存症 / 教育プログラム / アルコール依存症自助組織 / 中間施設 / AA / 自助組織 / プログラム / 断酒 / アルコール依存症の回復プログラム / 回復過程 / ソブラエティ / 施設 / 看護学 |
研究成果の概要 |
アルコール依存症の治療や回復は断酒や減酒し続けることを前提として前進する。しかし、酒を飲んでも飲まなくても感情的な問題を抱えるアルコール依存症者は、単に減酒や断酒しただけでは依存症の問題は解決しない。アルコール依存症者が断酒を継続し新たな生活習慣を構築するには想像以上の困難があり、援助にあたる看護職にとっても否定的感情を惹起しやすく、援助しづらい状況となりがちである。そこで2021年度までの研究においては、アルコール依存症者に特有な感情面の問題を調査し、当事者が感情面の問題を解決する能力を育成するための、アルコール依存症者の感情活用能力育成プログラムの開発を試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アルコール依存症者の支援には、当事者の情緒面を理解し教育的・支持的な関わりが重要なポイントであり、感情活用能力育成プログラムの開発を検討することは、アディクション看護や人々のメンタルヘルスの向上に貢献することが期待できると考える。アルコール依存症の人々に関与している看護職が、当事者の側に立ったケアを実践していくための具体的な方法を示すだけでなく、自らの飲酒問題を解決したい人々をはじめ多くの人々のメンタルヘルスの向上に貢献する可能性がある。
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