研究課題/領域番号 |
17K12476
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
|
研究機関 | 高知県立大学 |
研究代表者 |
森下 幸子 高知県立大学, 看護学部, 准教授 (40712279)
|
研究分担者 |
森下 安子 高知県立大学, 看護学部, 教授 (10326449)
川上 理子 高知県立大学, 看護学部, 准教授 (60305810)
池田 光徳 高知県立大学, 看護学部, 教授 (70212785)
野村 陽子 高知県立大学, その他の研究科, 特任助教 (80774843)
源田 美香 高知県立大学, 看護学部, 助教 (60849826)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 新卒訪問看護師 / 訪問看護実践能力 / 学習支援 / 期待不一致 / 新卒訪問看護新卒訪問看護師 / 訪問看護実践力 |
研究成果の概要 |
本研究では、新卒訪問看護師の訪問看護実践に関する学習習得状況と訪問看護管理者等学習支援者の期待との不一致を明らかにし、その不一致を解決し、新卒訪問看護師の主体的な学習の活性化を図り、訪問看護実践力の育成を促進する学習支援プログラムを開発した。新卒訪問看護師育成のための学習支援の課題には、新卒訪問看護師の困難感、学習支援の課題、組織運営上の課題があり、不一致を解決するためには学習支援における到達目標やプロセスの合意を図り、コミュニケーションを促進することが重要であった。本プログラムは4事業所で、4名の新卒訪問看護師育成において検証し、満足度、適切性、実用可能性において自己評価が高かった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「新卒訪問看護師と学習支援者の期待不一致を解決する学習支援プログラム」の活用によって、小規模な訪問看護事業所においても新卒訪問看護師の訪問看護実践践力の獲得を促進し、組織内のコミュニケーションを活性化し、新卒者の体験する教育と現場のリアリティショックの緩和、離職防止にも有用であると考えられる。このことは、在宅療養者と家族が住みなれた地域で生活や人生を全うすることを支援し、地域包括ケアシステム構築を支える地域密着型の質の高い訪問看護師育成に寄与するものである。
|