研究課題/領域番号 |
17K12668
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ソフトウェア
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
北村 崇師 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (70530484)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ソフトウェア工学 / ソフトウェアテスト / 組合せテスト / システム信頼性 / 組合せ問題 / ソフトウェア / テスト生成 / 最適化 / 継続開発 / 最適化問題 / 制約充足問題 |
研究成果の概要 |
継続・派生開発のための組合せテスト技術として、Blueらが提唱するInteraction-based Test Suite Minimization (ITSM)問題のアルゴリズムの改良を行った。ITSM問題と集合被覆問題の共通性の着目し、集合被覆問題のアルゴリズムを、ITSM問題に適用した。具体的には変換と組込みアプローチの2つアルゴリズムのを設計・実装した。組込みアプローチでは、既存手法と比較し3.10倍高速を行った。またBitwise操作やGPGPUを用いたITSMアルゴリズムの高速化手法を検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
組み合わせテスト技術は代表的なシステムテスト技術であるが、主なユースケースは新規開発を想定しており、現代のシステム開発の主流である、継続・派生開発の環境での有効な科学的知見や使用可能な技術が不足していた。本研究では、Blueらが提唱するITSM技術が継続・派生開発に適用できる点に着目した。学術的な意義として、ITSM問題についての高速なアルゴリズムをいくつか発見したことが挙げられる。また、今後継続・派生開発のための科学技術の重要性は増していくものと考えており、そのための科学技術という新しい方向性を示すことができたと考える。
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