研究課題/領域番号 |
17K12725
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 (2019) 東京農工大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
藤本 雄一郎 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 助教 (30755971)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | プロジェクタ / 不可視パタン / 情報埋め込み / 継時加法混色 / 知覚 / 食品 / プロジェクタカメラ / 拡張現実感 / 3次元情報計測 / 映像投影技術 / 計測工学 |
研究成果の概要 |
本研究は,任意の拡散反射面に対し,プロジェクタ投影光で情報を埋め込むための基礎技術開発を目的とする.具体的には,任意プロジェクタにより2色の色を高速に切り替え投影した際の継時加法混色現象発生時に,投影対象面色との兼ね合いが人の知覚に与える影響を確かめるとともに,任意の透明対象面色に対し,人の知覚しにくさの観点で,最適な色ペアを計算するアルゴリズムを開発するものである.人の知覚のモデル化等に関する一部技術を応用した研究により,2件の論文誌投稿と2件の国際会議発表を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
継時加法混色を利用した不可視パタン埋め込みはこれまでにもいくつか研究が行われているが,それらは全て,白色スクリーンを対象とした投影,もしくは,ディスプレイを利用したもの(パタン投影ではない)であった.それに対し,本研究は,任意の拡散反射面色を対象とし,各色に最適な投影パタンを求めることに着目した点に学術的意義があると考える.この技術は,店のウィンドウに配置された物品に対する関連情報埋め込みや,インサイドアウト型の拡張現実感の実現時,カメラの位置姿勢推定のための補助情報埋め込みなど,多様な応用が期待できる.
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