研究課題/領域番号 |
17K12732
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
|
研究機関 | 静岡理工科大学 |
研究代表者 |
武岡 成人 静岡理工科大学, 理工学部, 准教授 (30514468)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 多入力型ΔΣ変調器 / MIDS / スピーカアレイ / 超多チャンネル信号処理 / 波面合成 / 波面合成法 / 音場再現 / バーチャルリアリティ / 音響トランスデューサ |
研究成果の概要 |
自らが提案している多入力型ΔΣ変調器(MIDS)を用いた新しい多チャンネル駆動法について研究を行った。提案法は,端子間電圧の積に比例した出力を行うトランスデューサと組み合わせることで,共通の配線で多チャンネルを制御するマトリクス駆動方式を,個別制御でありながらパッシブかつ時分割を用いることなく実現することができる。本プロジェクト期間内では理論を構築するとともに,制御線40本の400chのパッシブスピーカアレイを試作し提案法の有効性を確認した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究における提案法により,受動素子のみ,かつ走査を用いることなく,スピーカアレイをマトリクス駆動する手法が理論・試作実験から示された。本法を用いることで,個別にICを設置することなく2N本の配線でN×N点のスピーカを個別駆動することが可能となる。これまで過大な制御点数から不可能とされてきた“音を1点ではなく波面として制御”する手法の確立に向けて,特にハードウェア上でのブレイクスルーが期待できる結果となった。
|